お盆に実践したい親孝行プレイ
蝉の鳴き声、アスファルトの照り返し、韓国人は謎のミニ扇風機を顔に当てながら歩いている
まだまだ暑い日が続く今日この頃ですが、
もうすぐ、お盆を迎えます。
去年(2016年)から山の日が国民の休日として施行され、長くなった連休によって、
帰省してのんびりする時間が増えた!また、久しぶりに実家に帰ろうかな。と考えているかたも増えたのではないでしょうか。
そんな人に帰省の前にぜひ読んでいただきたいおすすめの本がこちら、
『親孝行プレイ』みうらじゅん著です。
私がこの本を読んだのは5年ほど前ですが、最近古本屋でたまたま目にし、ちょうど帰省前ということで、もう一度この本を読み返したくなり、購入しました。
内容はというと…
「親孝行」というとなんだか照れくさいイメージがあり、自分に心の余裕ができた頃に少しやってみようかなというレベルでしか実践している人が多いと思います。
でも、そんな遠慮がちの親孝行では、時すでに遅しとなりかねません!
作者の親コーラーであるみうらじゅんさんは、
「親孝行はプレイである」
と述べています。
偽善でもよい、心で親孝行したいと思う前にまず、行動!とりあえず行動!
諸君はホスト、ホステス!として親を喜ばせるようなプレイの数々を提唱しています。
基本的に男性が親孝行する場合においての実践方法、解説が書かれています。
女性も自分に置き換えて読むことはできますが、後半の息子とオカンの関係について述べられているところなんかは置き換えることは難しいため、結婚している女性であれば、自分の旦那と母親の関係として想像しながら読むのも良いかと思います。
本書中盤で述べられている、
男性は「不自然体」
女性は「自然体」
という普段の会話の中での性別によっての在り方がなるほど!と感心させられました。
会話を盛り上げようとか、相手を楽しませようといった感覚は確かに男性のほうが強く持っているものだと思います。
しかし、女性もシチュエーションによって、不自然体になり、場を盛り上げて相手を満足させることができるようになれば、それはこのような親孝行のシーンでも活用できますし、普段やらないことをやってみるのは、実験感覚で自身も楽しむことができます。
また、他人の事ならわかるのに、自分のこととなるとわからなくなるという経験は日々よくあります。
一旦、自分の「家族」という枠の中から外に出て、「他人」にアドバイスするような目線で親孝行術を考えてみて、枠の中にもどり実践してみるのもよいのではと思いました。
ぜひ、実践することに価値があるので、帰省の行きの電車の中のお供にいかがでしょうか?
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