『コメント力』齋藤孝×アナロジー思考
『声に出して読みたい日本語』などで知られる齋藤孝さんの本
『コメント力』より、覚書と考察を。
まず、
コメントとは?
=「比較して違いを言うこと!」
と書かれています。
これができるようになるためには3つのポイントがあると考えました。
①比較(対象を選ぶ)
②違い(を見つける観察力)
③言う(コトバで表現できるボキャブラリー、日本語力)
そして
この中の①比較対象を選ぶ=アナロジー思考が役に立つのではないかと思います。
アナロジー思考の上手い人は、遠いジャンルから似ている構造や言葉をかりてくることができます。
人の心に残るメントをするためには、誰もが思いつくようなことではなく、意表をついたり、全く関係のなさそうなところから共通点を見出したりできるとよいですよね。
したがって、アナロジー思考が上手い人=コメント力の才能あり!ではないでしょうか
もちろん、②、③の能力が欠けていたら難しいかもしれませんが、潜在能力はありです。
アナロジー思考についてのまとめはこちら↓
『アナロジー思考「構造」と「関係性」を見抜く』細谷功著
また本の内容より、
コメント力をあげるための小技を3つ紹介しておきます。
①「意味はないが面白い」を探す
最終目標=「意味があって面白い」コメントを言うために、経過目標として「意味はないが面白い」を探す。
いきなり、うまくなるのではないため、階段を上るように徐々にコメントの質をあげていく。
②「最初に思いついたこと」を言わない
最初に思いついた感想=7割くらいの人が同じことを思っているため、人が言わないマイナーなコメントを見出すためには、一歩「間」を置く。
その「間」で、メジャーの反対を考えたり、違う視点を探したり、さらに細部を観察しコメントする。
③「~like」探し
何も思いつかなければ、とりあえず「~like」=「~のような」でコメントするとよい。
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